後部ドア開けたまま消防指揮車が出動、白バイの制止まで5km緊急走行…走行中にひしゃく2本紛失か

三重県の松阪地区広域消防組合(松阪市)は14日、組合の指揮車が8月、後部ドアを開けたまま消防署から現場に向かい、県警の白バイに制止されるまで約5キロにわたってサイレンを鳴らして緊急走行したと明らかにした。
同組合によると、指揮車はバンタイプで、8月31日午前に機材の点検中、明和町の枯れ草火災現場へ出動。後部ドアが閉まっているか確認しないまま出動した。走行中にひしゃく2本を紛失した可能性があるという。
同組合は関係する消防士ら4人を消防長文書注意とした。