那覇市で少年らが空き家に侵入し、空き家にあった現金約1億円の一部を持ち出した疑いがあることが17日、捜査関係者への取材でわかった。沖縄県警は窃盗容疑などで少年らから任意で事情を聞いている。
捜査関係者によると、今年に入り、「未成年が多額の現金を持っている」と県警に情報提供があった。県警が複数の少年に任意で事情を聞いたところ、いたずらで忍び込んだ空き家で約1億円分の紙幣を発見し、今年5~6月、複数回に分けて一部を持ち出したと話したという。
県警は空き家の関係者にも事情を聞き、現金がなくなっていることを確認した。県警は少年らが現金を持ち出し、遊興費などに充てた疑いがあるとみて、捜査している。