大分市で住宅など20棟以上炎上、住民1人と連絡取れず…公民館に180人が避難

18日午後5時40分頃、大分市佐賀関で「家が燃えていて、火が見える」と近くの住民から119番があった。おおいた消防指令センターによると、住宅など20棟以上が燃えており、同日午後10時現在、消火活動が続いている。大分県警大分東署によると、少なくとも現場付近の住民1人と連絡が取れていないという。
現場は大分市中心部から東に約25キロの住宅密集地。市は公民館に避難所を開設し、同11時現在、約180人が身を寄せている。
自宅が燃えたという女性(76)は「会社から帰ってすぐに、2階にいた息子から『火事だ』と言われ、着の身着のまま避難した。バチバチという音がとにかくすごかった」と話した。
気象庁によると、出火当時、大分県中部には強風注意報が発表されていた。