愛子さま初の海外公務 ラオス首都・ビエンチャン 民族衣装で両手をあわせる“ラオス式”挨拶も トンルン国家主席を表敬訪問

東南アジアのラオスを訪問中の天皇皇后両陛下の長女・愛子さま。愛子さまにとって初めての海外公務で、きょうは国家主席への表敬訪問などにのぞまれました。
きのう、ラオスの首都・ビエンチャンに到着された愛子さま。早速、両手をあわせる“ラオス式”の挨拶を交わされました。
今年は日本とラオスの外交関係樹立70周年。愛子さまはラオス政府から招待を受け、初めてとなる海外公務にのぞまれています。
記者 「いよいよ愛子さまの国際親善がスタートします」
愛子さまが最初に訪問されたのは、フランスからの独立を記念して建てられた「凱旋門」。高さは49メートルで、愛子さまは階段を使って一番上までのぼり、ビエンチャン市内の街並みやメコン川を眺められました。
愛子さまをひと目見ようと訪れた人たちは…
母親がラオス人 「母がラオス人なので、ご縁を感じるというか、光栄な気持ち」
ラオス人 「ラオス人はもうすごく大歓迎しております。由緒正しい伝統的な日本の代表ですから、もう一生に一度見るか」
続いての訪問先は、ラオス仏教で最高の格式がある寺院「タートルアン」。愛子さまの服装は、アイボリーとラベンダーカラーの民族衣装。ここでも熱烈な歓迎を受けた愛子さまは、両手をあわせる“ラオス式”で挨拶をされました。
視察を終えた後、愛子さまはおひとりで記念撮影をされましたが、寺院の関係者らを呼び込み、一緒に写真を撮るよう誘われる場面もありました。
その後、愛子さまが向かわれたのは「国家主席府」。トンルン国家主席を表敬訪問されました。
「日本とラオスの外交関係樹立70周年、この年にラオスを訪問することができましたこと、大変ありがたく思っております」
愛子さまは、今夜開かれる晩さん会で初めてとなる海外でのスピーチにのぞまれる予定です。