猟銃で撃たれた痕あるクマ死骸、群馬県藤岡市の男性襲ったクマか…体重100キロの雄

狩猟をしていた群馬県藤岡市の男性(60)がクマに襲われて重傷を負った事故で、地元猟友会や市は18日、現場近くの同市三波川で雄のクマの死骸を発見し、回収した。死骸には猟銃で撃たれた痕や、男性がナタで抵抗した際にできた傷があり、市は襲ったクマとみている。
市の発表によると、猟友会や市職員ら計約15人が18日午前7時半からクマを捜し、同9時10分頃に崖下の沢で体長約1メートル、体重約100キロのクマの死骸を見つけた。
藤岡署の発表によると、男性は狩猟解禁日の15日、仲間5人と狩猟中にクマに襲われたという。
市森林課は「山林には他の個体もいるので注意してほしい」と呼びかけている。