立憲・鎌田さゆり氏、他の議員の質疑中の「態度が悪い」 SNSで批判「ふざけた姿勢で話を聞く」

立憲民主党・鎌田さゆり衆院議員が2025年11月19日の衆院法務委員会で、ほかの議員が質問している最中に不適切な態度を取っていたとして、「態度が悪い」「ふざけた姿勢で話を聞く」などと批判する声がSNS上で相次いでいる。
机に肘をついて腕を組みながら参政・吉川里奈氏の質疑を聞く
衆院インターネット審議中継では、質疑を行う議員の後方の委員席に座る鎌田氏の姿が映っている。SNS上で批判が相次いだのは、参政党・吉川里奈衆院議員が質疑に立った際の鎌田氏の姿勢だった。
発言台に立った吉川氏はまず、外国人受け入れ拡大に伴う現場の問題に関して質問。検挙件数など統計上の数字に現れない国民の不安や「体感治安の悪化」に対する政府の対応を追及していた。
この質疑中、吉川氏の後方にいた鎌田氏は、机に肘をついて腕を組みながら話を聞き、そのまま頭を伏せる場面もあった。このシーンがSNSで拡散し、「態度が悪い」「国会議員にふさわしくない」「国会で何だよ、この態度は!」「ふざけた姿勢で話を聞く」などと批判が相次いだ。なお、吉川氏のほかの質問の際には、こうした姿勢は見られなかった。
法相には「態度!態度!?態度って何ですか!」
SNSでは、鎌田氏自身の質疑も注目を集めた。鎌田氏はこの日、機械メーカー「大川原化工機」をめぐる冤罪事件などを平口洋法相に質問。SNSでは、鎌田氏が「態度って何ですか」と追及する場面が話題になった。
いわゆる「人質司法」に関する質疑の中で、平口氏が「あくまで一般論として言えば、被疑者や被告人の供述態度は、証拠隠滅行為や逃亡することについての被疑者や被告人の主観的意図を判断する資料として重要な意味を持つとの指摘がある」と答弁。
すると、鎌田氏は「態度!態度!?態度って何ですか!」と追及。平口氏が「態度というのは立ち振る舞いのことだと思います」と答えると、鎌田氏は「ちょっと、態度、立ち振る舞い?立ち振る舞いが取り調べの時に、検察官による事情聴取の時に、立ち振る舞い、態度をもって拘留するかどうか、決まるの?ちょっと法務大臣として、その態度、立ち振る舞いっていうのが議事録に残りますよ」と詰め寄った。
平口氏が「態度というのは供述態度ということでございます」と述べると、鎌田氏は「供述態度って何ですか」と改めて質問。これに対し、平口氏は「供述する時の態度だろうと思います」と再び回答した。こうした一連の場面がSNS上で注目を集め、「何を見せられてるんだろうと思います」「会話がひどすぎる」などの批判が上がっている。