大阪府のインフルエンザが「警報レベル」突破 2010年以降で最速ペース

大阪府は20日、インフルエンザの発生状況が「警報レベル」入りしたことを発表した。2025年第46週(11月10日から16日)の府内における定点あたりの患者報告数が「31・57」となり、過去15シーズン(2010年/2011年シーズン以降)と比較して、最も早く警報レベル開始基準値「30」を超え、感染が急速に拡大。昨年度より約1か月早いペースとなっている。
大阪府は「全国的に例年より早く流行しています。高齢者や基礎疾患のある方は重症化することがあり、小児では急性脳症を起こすことがあります。手洗い、咳エチケット、換気などの基本的な感染対策を心がけましょう。また、重症化を防ぐために、早めに医療機関に相談の上、ワクチン接種もご検討ください」と呼びかけた。