天皇、皇后両陛下の長女愛子さまは22日、外交関係樹立70周年を迎えたラオスへの公式訪問を終え、帰国された。帰国後に感想を公表し、「両国の国民の相互理解や関心が更に深まり、日本とラオスの友好親善と協力の関係がより一層進展することを心から願っています」とつづられた。
17日からの滞在でトンルン国家主席を表敬訪問し、不発弾被害を紹介する展示施設を視察。「不発弾が今も社会・経済発展の大きな妨げになっている現状について理解を深めることができました」と記された。金色の仏塔「タートルアン大塔」や寺院を見学したことにも触れ、「厳かな雰囲気や優美な建築が深く心に残りました」と振り返られた。
最後に、初の外国公式訪問について「充実した心に残る訪問となりました」とした上で、「皇室の方々の歩みを受け継いでいく思いを新たにしました」と結ばれた。