小泉進次郎防衛相は22日、沖縄県の宮古島を訪れ、宮古島市の嘉数登市長と市役所で面会した。小泉氏の沖縄入りは10月の就任後初めて。軍事活動を活発化させる中国の動向を踏まえ、先島諸島を含む南西地域の防衛体制強化に理解を求めた。
小泉氏は続いて石垣島に移動し、石垣市の中山義隆市長と市役所で面会した。
一連の面会後、小泉氏は記者団に「現下の厳しい安全保障環境を踏まえれば、南西地域を含むわが国の防衛体制の強化は喫緊の課題だ」と強調。沖縄の基地負担軽減について「政府の最重要課題の一つだ」との認識を示した。
玉城デニー知事とも早期に会談したい考えだ。 [時事通信社]