歌舞伎俳優の片岡亀蔵(かたおか・かめぞう=本名・片岡二郎)さんが24日、東京・足立区の工場兼住宅で起きた火災によって亡くなった。一酸化炭素(CO)中毒になったとみられる。64歳だった。東京都出身。
1961年生まれ。父は五代目片岡市蔵さんで父方の祖父は四代目片岡市蔵さん。兄に六代目片岡市蔵を持つ。65年に初舞台。69年に四代目片岡亀蔵を襲名した。錦絵から抜き出たような面長の役者顔と独特の声で名脇役として活躍した。
12月は京都・南座で上演される「吉例顔見世興行」に出演する予定だった。
ブログも毎日更新しており、24日未明にも「モジュラージャケット」というタイトルで投稿していた。