N党立花党首ら書類送検=演説に抗議の男性捕捉容疑―兵庫県警

街頭演説中に抗議した男性を取り押さえてけがをさせたとして、兵庫県警が逮捕致傷容疑で、政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志被告(58)=別の名誉毀損(きそん)罪で起訴=と党員の男ら2人を書類送検していたことが分かった。刑事告訴していた男性の代理人弁護士が1日、明らかにした。書類送検は11月28日付。
弁護士によると、立花被告は6月、同県尼崎市の駅前で、市議選に立候補していた党公認候補の応援演説中、抗議の声を上げた男性について「私人逮捕してください」と指示。党員の男ら2人が男性の首に腕をかけるなどし、頸椎(けいつい)を捻挫させたとされる。
立花被告は斎藤元彦知事の告発文書問題に絡み、1月に死亡した竹内英明元県議=当時(50)=に関する虚偽情報を発信したとして逮捕、起訴されている。 [時事通信社]