桜島の南岳山頂火口で7日午後0時9分に噴火が発生し、噴煙が火口から1200mの高さまで上がりました。中量の噴煙が南東に流れています。
鹿児島地方気象台によりますと、桜島が噴火したのは今年に入り、350回目です。

今年5月には146回と噴火が相次いだため、年間を通した噴火の数は99回だった去年1年間の3.5倍となっています。
桜島の噴火警戒レベルは3の「入山規制」が継続中で、気象台は火口からおおむね2キロの範囲で大きな噴石と火砕流に警戒を呼びかけています。
桜島の降灰予報（定時）灰が予想されるエリアと時間帯
7日12時から8日6時までに噴火が発生した場合には、以下の方向・距離に降灰及び小さな噴石の落下が予想されます。
時刻・火口からの方向・降灰の距離・小さな噴石の距離

▼07日12時から15時まで 南東(垂水・鹿屋方向) 90km 7km

▼07日15時から18時まで 南東(垂水・鹿屋方向) 90km 6km

▼07日18時から21時まで 南東(垂水・鹿屋方向) 90km 6km

▼07日21時から24時まで 東(鹿屋市輝北方向) 90km 6km

▼08日00時から03時まで 東(鹿屋市輝北方向) 100km 6km

▼08日03時から06時まで 東(鹿屋市輝北方向) 110km 6km
期間中に噴火が発生した場合には、以下の市町村に降灰が予想されます。
▼鹿児島県：鹿児島市、垂水市、鹿屋市、曽於市、霧島市、志布志市、大崎町、東串良町、肝付町
▼宮崎県 :串間市、都城市、日南市、三股町、宮崎市