今年度の補正予算案、成立の見通し 国民民主党が賛成の方針で

国民民主党の玉木代表は、現在、審議されている今年度の補正予算案について党として賛成する方針を明らかにしました。
国民民主党 玉木代表
「今回の補正予算については、我が党としては賛成するということで臨みたいと思います」
玉木代表は、補正予算案に賛成する理由について、国民民主党が必要性を主張していたガソリン税の暫定税率の廃止や、自賠責保険からの繰入金返還が盛り込まれたことなどをあげました。一方、自民党との今後の連立・連携については、「必ずしも与党の連立に入らなくても政策が実現していく姿をしっかりと見せていきたい」と述べました。
与党は衆議院では過半数を確保する一方、参議院では過半数に届いていませんが、国民民主党が賛成に回ることで補正予算案は成立する見通しとなります。
一方、野党第一党の立憲民主党と公明党は、組み替え動議を共同提出する方向で調整を進めています。ただ、ある公明党幹部は補正予算案に賛成する可能性も否定しておらず、各党で異なる対応を取る可能性もあります。