今朝は北海道で厳しい冷え込み -18℃以下と今季の全国最低気温を更新

今日10日(水)朝は上空の寒気の影響で北海道を中心に冷え込みが強まり、厳しい寒さとなりました。

道東にある陸別町では全国での今シーズン最低気温を更新しています(富士山頂除く)。
北海道の道東を中心に今季一番の冷え込み
今朝は北日本や本州内陸部を中心に、7時30分の時点で460地点が最低気温が0℃未満の冬日になりました。北海道の道東や関東、近畿などではすっきりと晴れていて、地上付近の熱が上空へと逃げる放射冷却現象が働き、冷え込んだところが多くなっています。

また、北海道には上空1500m付近で-12℃以下の寒気が流れ込んでいることもあり、今朝は特に道東で気温が下がっています。陸別町では-18.8℃まで下がり、今シーズン全国で最も低い気温を更新しました(富士山頂は除く)。そのほか、弟子屈町の川湯で-15.9℃、北見市で-15.5℃を観測するなど、厳しい寒さとなっています。

8日夜の地震によって震度6強を観測した青森県内でも0℃前後冷え込みとなりました。東京都心や名古屋市、大阪市などでも今シーズン一番とはなっていないものの、5℃を下回り寒い朝となっています。
昼間も空気が冷たい一日
昼間も太平洋側を中心に晴れるところが多くなるものの、西日本や東日本では15℃に届くかどうかとなる見込みです。昨日と同じくらいの気温になるところがほとんどで、この時期らしい気温となります。日向では温もりを感じられますが、空気の冷たい一日になりそうです。

関東などでは空気の乾燥した状態が続いています。インフルエンザなど感染症が流行しているので、うがいや手洗いなどの対策をしっかりと行い、体調を崩さないようにお気をつけください。