小学女児ら3人ひき逃げ疑い、72歳男を逮捕…「自分の通院で急いでいた」

奈良県安堵町の町道で集団登校中の女児ら3人をはねて逃走したとして、県警は16日、同町の無職の男(72)を道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕した。男は容疑を認め、「自分の通院で急いでいたので、その場から立ち去った」と話しているという。
県警西和署の発表によると、男は16日午前7時40分頃、同町東安堵の町道で乗用車を運転中、横断歩道を渡っていた女児(7)と、見守り活動をしていた小学校の男性教諭(62)をはね、さらに300メートル先で自転車の女性(42)と接触して転倒させ、そのまま逃げた疑い。
女児は右足首を骨折するなどし、男性教諭と女性は打撲などのけがを負った。同署は目撃情報などから男を特定した。