和歌山県警は16日、7月から8月に県内の施設で実施された訓練の休憩中に、同僚の警察官にふざけて拳銃を向けたとして、捜査1課の男性警部(40代)を停職6カ月の懲戒処分にしました。
警察は銃刀法違反の疑いで書類送検していて、男性警部はきょう16日付けで依願退職しています。
県警によりますと、警部は「人質立てこもり訓練」の休憩時間に、2人の同僚に対して計4回、訓練に使っていた拳銃の銃口を向けたということです。
10月に参加者からの申し出で発覚。
拳銃に実弾は入っていませんでした。
警部は、「ふざけてやってしまった。組織全体に迷惑をかけた」と、話しているということです。