【速報】高速道でバス全焼 北海道運輸局がバス会社に立ち入り検査 車両の整備状況などを確認へ

17日午前、道央自動車道を新千歳空港に向かっていた空港連絡バスが炎上する事故があり、北海道運輸局が18日、バス会社に立入検査に入りました。
18日午前10時、北海道運輸局の立入検査が入ったのは、北都交通の大曲営業所です。
北海道運輸局は、発生の状況や避難誘導の流れ、車両の点検整備の実施状況を確認するということです。
《バスは骨組みを残して全焼》
北都交通をめぐっては、17日午前11時40分ごろ、道央自動車道の千歳恵庭JCT付近の上り線で空港連絡バスが炎上。バスは骨組みを残して全焼しました。
乗客40人と60代の男性運転手は、全員避難して無事でした。
《バスは2015年式 118万キロ走行》
北都交通によりますと、全焼したバスは2015年式で、これまでに118万キロを走行していました。
事故当日の17日の出発前の点検では、乗務員がタイヤ周り、電気周り、エンジン周り、オイルの量を確認していましたが、異常はなかったということです。
北都交通は18日朝、公式SNSで、「昨日、弊社新千歳空港線車両にて火災が発生いたしました。ご利用いただいたお客様および関係者の皆様に多大なるご心配とご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。火災原因の詳細は現在調査中です。再び同じことが発生しないよう、全社一丸となって安全運行の強化に取り組んでまいります」とコメントしています。