警察の業務を委託している業者から酒類などの提供を無償で受けたなどとして、警察当局は兵庫県警の村井紀之前本部長(58)らを処分したことが分かりました。
関係者によりますと、兵庫県西部の警察署の男性署長(60代)は、2023年ごろから神戸市内の飲食店で、店側から無償で酒類の提供を受けたり土産の品を受け取ったりするなどしたということです。
会食には兵庫県警の村井紀之前本部長も同席したことがあり、酒類などの提供を受けていたということです。
店の経営者は県警本部の食堂を運営する会社を経営していたことなどから、禁止されている接待に当たるなどとして、兵庫県警は署長を訓戒処分に、警察庁は村井氏を長官注意としました。