2007年生まれの新成人は109万人…前年から横ばい

総務省が31日に公表した1日現在の人口推計によると、2007年生まれの新成人(18歳)は、109万人(男性56万人、女性53万人)で、過去2番目に少なかった前年から横ばいだった。人口減の影響で、総人口(1億2296万人)に占める新成人の割合は0・89%と微増した。
新成人は、第1次ベビーブーム(1947~49年)世代が成人(当時は20歳)となった1970年に246万人で最多を記録した。第2次ベビーブーム(71~74年)世代が成人に達した93~95年に200万人台を回復した後は減少傾向が続いている。
十二支別の人口は、午(うま)年生まれが940万人で最も少なく、総人口に占める割合は7・6%。男女別では、年男456万人、年女484万人だった。今年は60年に一度巡ってくる「丙午(ひのえうま)」にあたり、前回の66年は迷信から産み控えが起き、出生率が下がったと言われている。