阪神大震災31年 各地の追悼行事へ、希望の灯りの「分灯」始まる

阪神大震災(1995年)から17日で31年となるのを前に、神戸市中央区の東遊園地で10日、犠牲者を追悼するためにともされている「1・17希望の灯(あか)り」のガス灯の火を、各地の追悼行事に届ける「分灯」が始まった。
小・中学校や市民グループなど約20団体が参加。ろうそくを使い、持ち寄ったランタンに火を移した。神戸市立渚中の生徒会長、藤原柚葵(ゆずき)さん(2年)は「(阪神)大震災を体験していない世代だけど、いつ起こるか分からない震災に備えていきたい」と話した。分灯は17日まで続き、合わせて約50団体が参加予定。2月には2024年元日の能登半島地震で被災した石川県輪島市にも分灯する。
希望の灯りは「被災した記憶や復興の歩みを後世に継承し続ける」との思いを込め、00年1月に設置された。【柴山雄太】