「令和おじさん」菅義偉氏が政界引退へ…「ふるさと納税」創設主導、歴代最長7年8か月も官房長官在職

自民党の菅義偉・元首相(77)(衆院神奈川2区)は、衆院選に出馬せず、政界を引退する意向を固めた。17日にも横浜市内で表明する。
菅氏は横浜市議を経て1996年の衆院選で初当選した。2006年の第1次安倍晋三内閣で総務相として初入閣し、「ふるさと納税」制度の創設を主導した。12年12月からの第2次安倍内閣以降、官房長官として首相の安倍氏を支え、在職日数は歴代最長の7年8か月に及んだ。19年4月には、新元号「令和」を発表し、「令和おじさん」として注目された。
安倍氏の退陣を受けて20年9月に第99代首相に就任し、21年10月まで務めた。デジタル庁の設置や、新型コロナウイルスの緊急事態宣言下での東京五輪・パラリンピック開催を実現したが、コロナ対応で批判を浴び、党総裁選に出馬せず退陣した。退陣後は、超党派の日韓議員連盟の会長を務めるなどした。
共産党の志位和夫議長(71)(衆院比例南関東)も16日、国会内で記者会見し、衆院選に出馬しない意向を表明した。党の議長職にはとどまり、党運営には携わる。志位氏は歴代最長の約23年間、党を代表する委員長を務めた。