自民党の菅義偉元首相(77)は17日、横浜市内で記者団に「70代になってから政治家としての引き際を常に考えていた。喜寿を迎え、後進に道を譲ることを実行する」と述べ、次期衆院選への不出馬を表明した。「横浜市議、官房長官もさせてもらった。次の世代にその経験を生かせれば」とも語った。
政治家として最も印象に残ったことについては、2020年9月から1年余りの首相在任中に全力を傾けた新型コロナウイルス対応を挙げた。「ワクチンを1日100万回接種することを国民に約束する。そのことを実行に移してコロナは収束した」と成果を強調した。
これに先立ち、支援者との会合を開いて不出馬を伝えた。
菅氏は1996年の衆院選で初当選し、当選10回。故安倍晋三元首相を長年支え、第2次安倍政権では官房長官を歴代最長の7年8カ月にわたって務めた。 [時事通信社]