大学入試センターは18日、大学入学共通テストで試験時間中にスマートフォンを使用するなどのカンニング行為をしたとして、受験生7人を失格にしたと発表した。
センターによると、17、18日の2日間の日程で千葉、宮城、福岡の3県でそれぞれ1人の受験生が試験時間中にスマホを足の間に挟んで使った。
このうち、福岡県の受験生は、数学の試験中の使用が確認された。センターに対して「試験終了後にネットで知り合った人物に送信した」と説明した。スマホからは試験場で撮影されたとみられる写真約200枚が確認された。試験場となっている大学が警察に相談し、警察が受験者から任意で事情を聴いている。
このほか、千葉県の受験生は公民の試験でスマホを足に挟み、日本史に関するページを閲覧していた。宮城県ではスマホの電卓機能や検索エンジンを使用した受験生がいた。2人からは外部への送信は確認されていない。
また、岐阜県では他の受験者の答案をのぞき込んだ受験者が1人いた。東京都では、定規の使用▽机への化学式の書き込み▽試験時間中の問題冊子の試験室外への持ち出し――をした受験生がそれぞれ1人確認された。持ち出された問題の流出は確認されていないという。【西本紗保美】