【解説】“最長”寒波 日本海側中心に大雪続く恐れ 今後の見通しは

日本付近に居座る強烈な寒波の影響で、25日(日)頃にかけて日本海側を中心に大雪が続くおそれがあります。この“最長”寒波の見通しについて、気象予報士の木原実さんに聞きました。
今回の寒波、長い期間居座る原因はズバリ、「シベリア高気圧の強さ」です。20日(火)夜以降、しばらく日本海側では雪や強い雪が予想され、短時間で積雪が急激に増えるおそれのある危険な雪雲「JPCZ」を思わせるような強い雪雲の流れ込みも予想されます。また、普段雪の少ない太平洋側でも大雪となる所がありそうで、注意が必要です。
気圧配置も“西高東低”冬型が続きますが、冬の高気圧というのは冷たい空気で出来ています。冷たい空気は重いため、地面を強く押します。これが「気圧」です。今回のシベリア高気圧の中心気圧は「1060hPa」以上で冷たい空気「寒気」がたっぷり。それが今回の寒波が「数年に一度レベルの長さ」と呼ばれる所以です。
北陸や東北など日本海側を中心に、大雪のエリアが予想されます。21日(水)朝から22日(木)朝までの降雪量は、北陸で100センチ、東北で70センチ、近畿で50センチの予想です。さらにその後、23日(金)朝までの24時間で、北陸で100センチ、東北70センチ、近畿で50センチなど、強い雪は収まる気配がありません。そのため、気象庁や国土交通省も警戒感を強めて呼びかけている状況です。
大雪への対策として、まずは不要不急の外出を控えること。テレワークの活用など含め検討をお願いします。そしてどうしても車を運転する必要のある方は、必ず冬用タイヤの装着、チェーンの携行も忘れずにお願いします。そして急な立ち往生に備えて、毛布や食料、モバイルバッテリーなどもしっかり持っておくと安心です。そして何よりも最新の気象情報、交通情報をこまめにチェックするようにしてください。