投票箱を車両に載せ巡回、「移動期日前投票所」が好評…92歳「ありがたい」

投票所が遠くて足を運ぶのが難しい高齢者らを念頭に、投票箱を載せた車両を巡回させる「移動期日前投票所」の取り組みが、今回の衆院選でも全国各地で行われている。能登半島地震の被災地・石川県輪島市では2日から始まり、乗降口の段差が小さい「ノンステップバス」1台が仮設住宅団地4か所を回った。
周囲に雪が残る「マリンタウン第2団地」では午前9時から投票が始まり、住民が次々と1票を投じた。男性(92)は「足腰が悪く、積雪だと投票所に行くのが大変。ありがたい」と話した。
市選挙管理委員会では、昨年7月の参院選で仮設団地の集会所5か所に期日前投票所を開設したが、今回はより多くの場所で投票してもらおうとバスを導入。5日までに9か所を回る。
一方、全国では、解散から公示までの期間が短く、準備が間に合わないとして実施を断念する自治体も出ている。