わいせつ容疑で保育士の男逮捕=男児数十人が被害か―警視庁

学童保育が主催する宿泊行事で小学生の男児にわいせつな行為をしたとして、警視庁捜査1課は4日、不同意わいせつ容疑で、東京都新宿区にある私立の認可保育園の保育士木村正章容疑者(40)=同区大久保=を逮捕した。「やっていません」と容疑を否認している。
保育園や系列の学童保育の男児数十人がわいせつ被害を訴えているほか、複数の児童が「同容疑者が触っているのを見た」と話しており、同課が詳しく調べている。
逮捕容疑は、学童保育の支援員として勤務していた2024年1月5日夜~6日朝、長野県立科町の施設での宿泊行事の際、就寝中の小学生男児の部屋に入り、下半身を触るなどした疑い。
同課などによると、同容疑者は4年ほど前からわいせつ行為を繰り返していたとみられ、別の男児の保護者が昨年10月に同庁に相談したことで発覚した。同月以降、謹慎しているという。
押収したスマートフォンからは、児童ポルノ約360点を含むわいせつ画像計約1200点が見つかった。
木村容疑者が勤務していた保育園は24時間体制の認可保育園として知られ、メディアにもたびたび取り上げられていた。生後43日から受け入れており、同園のホームページによると医療関係者や公務員、飲食店従業員などが多く利用しているという。
保護者の女性は同容疑者について「明るく、笑顔であいさつしてくれる感じのいい先生だった」と話した。数年前まで子どもを通わせていたという女性(44)も「卒業後も子どもを遊園地や健康センターに連れていってくれた。考えられないし、ショックだ」と驚きをあらわにした。
同園の理事長は「事実関係を見極めて、厳正に対応します」と話した。 [時事通信社]