れいわ・山本太郎代表が初の街頭演説 健康問題で参院議員辞職も「治して鬼退治したい」

健康問題を理由に参院議員を辞職して無期限活動休止を発表していた「れいわ新選組」の山本太郎代表(51)が5日、東京・池袋駅西口で衆院選(8日投開票)に向けた街頭演説を行った。山本氏は先月21日の会見で応援演説を含めて選挙活動に携わらないことを宣言していたが一転、40分にわたって聴衆の前で熱弁をふるった。
山本氏みたさの大観衆から拍手を受けて登場し「病気になったんですよ。血液のガンです」と強調。「仕事に殺されないでください。働き過ぎたら倒れてしまいますよ。私は早期発見でラッキーだった」とワーク・ライフ・バランスの大切さを強調しながら「治して鬼退治したい。だから、できればれいわに投票をお願いしたい」と訴えた。
さらに「自民党勝つんじゃないの声? 300議席? 冗談じゃない」と自民大勝の報道に異を唱えた。「この演説は遺言です。今後も生きますけど」との冗談を交えながら「選挙やってたんですっけ? 病気で休んでいて各地で遊んでいたんですが、冬の選挙なんで気配がない。雰囲気だけの選挙なんて、もうやめましょう」とアピールした。
演説前は陣営から「山本太郎は選挙に出ません。比例はれいわでお願いします」と異例のアナウンス。演説後は「太郎コール」が湧いたが、体調を考慮して握手などのふれあいはなく、代わりに5分ほど写真撮影タイムを設けた。記者から突然の街頭演説の理由について聞かれると「いま話した通りです」とだけ返答。体調についての問いには「治りました。うそでーす」と述べた。
山本氏は先月の会見で「多発性骨髄腫、血液のガンの一歩手前」と病状を明かし、衆院選については「一切表に出ない。ブレーキがかからなくなっちゃうから、応援演説もしません」と断言していた。