「京都芸術大」名称訴訟 造形芸大側は争う姿勢 大阪地裁初弁論

来年4月に名称を「京都芸術大」に変更する予定の京都造形芸術大(京都市左京区)に対し、京都市立芸術大(同市西京区)が、新名称は混乱を招くとして使用しないよう求めた訴訟の第1回口頭弁論が8日、大阪地裁(杉浦正樹裁判長)であり、造形芸大側は争う姿勢を示した。
学校法人瓜生山(うりゅうやま)学園が運営する造形芸大は8月、文部科学省に校名変更を届け出た。
訴状によると、市立芸大は「京都芸術大」や「京都芸大」という略称で知られているとして、「新名称は、略称と同一または類似している」と主張。新名称の使用は、不正競争防止法に反すると訴えている。
造形芸大側は「市立芸大の名称は著名ではない」などとして、請求の棄却を求めた。新名称の略称は「瓜芸(うりげい)」「KUA」を使うとして、ホームページでは「名称変更について法的に一切問題はない」としている。【戸上文恵】