日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)の続投が15日、決まった。議席が伸び悩んだ先の衆院選を踏まえ、維新は代表選を実施するかどうかを問う投票を13日からオンラインで実施。結果が15日に集計され、代表選実施に「反対」が「賛成」を上回った。
維新は同日、大阪市内の党本部で常任役員会を開いた。吉村氏は席上、公示前から2議席増の36議席にとどまった点について「非常に厳しい選挙結果だ」と指摘。一方、「多くの仲間が国会に戻ってきた。これから一致団結して進んでいければ」と語った。
維新の党規約は、大型国政選挙・統一地方選の後、代表選を実施するかどうかを党所属の国会議員や地方議員の投票で決めると定める。投票結果は賛成102票に対し、反対が619票だった。吉村氏は代表選実施が決まった場合、自らへの不信任に当たるとして出馬しない意向を示していた。
衆院選は自民党と維新の連立政権発足後初の国政選挙となった。自民が単独政党として戦後最多の316議席を獲得する一方、維新は振るわず、2024年衆院選で達成した拠点・大阪府内の19小選挙区全勝も逃した。
常任役員会では、第2次高市内閣の改造時を念頭に置いた維新議員の入閣についても話し合われた。藤田文武共同代表は記者団に「ネガティブな意見はなかった」と説明した。 [時事通信社]