鎌倉市が遺跡破壊で謝罪、市長「誠に遺憾」 奈良から平安の集落跡、内部調査に着手の意向示す

鎌倉市が深沢地区の再開発工事で奈良時代から平安時代の集落の遺跡を誤って掘り返して壊した問題で、松尾崇市長は17日の市議会本会議で「文化財を保護する立場の市が遺構を毀損(きそん)したことは誠に遺憾」と謝罪し、内部調査に着手する意向を示した。
市が破壊したのは8、9世紀の集落跡とみられる「陣出遺跡」(同市寺分)の一部で、竪穴住居跡や土坑など7カ所の遺構。市教育委員会は2023年度の試掘調査で地中に遺構があることを確認したが、本格調査をする前に市の開発部門が24年度に遺跡の存在を把握しないまま1メートルの深さで掘ってしまった。