衆院選を受けた第221特別国会は18日召集され、高市早苗首相(自民党総裁)が第105代首相に選出された。夜に第2次高市内閣が発足した。首相は記者会見に臨み、2026年度予算案の年度内成立に向けた決意を強調。「責任ある積極財政」や防衛力強化など、衆院選で掲げた政策の推進に全力を挙げる方針を示した。
首相は会見で衆院選での与党大勝に触れ、「謙虚に大胆に政権運営に当たる。白紙委任を得たつもりはない」と表明。「政策実現に向け、政府・与党一丸となりギアをさらに上げていく。高市内閣2.0の始動だ」と述べた。
26年度予算案の国会審議入りは衆院選の影響で例年より遅れている。首相は「国民生活に支障を生じないよう、年度内成立を目指していく」と明言した。
第1次内閣は午前の臨時閣議で総辞職した。衆院本会議で首相指名選挙が行われ、高市氏を首相に選んだ。参院本会議は1回目の投票で過半数に届かず、決選投票で高市氏が指名された。
首相は衆参本会議後、日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)と会談。第1次内閣の全閣僚を再任し、皇居での首相親任式と閣僚認証式を経て第2次内閣が発足した。
衆院本会議では首相指名選挙に先立ち、自民の森英介氏を議長に選出。副議長には中道改革連合の石井啓一氏が選ばれた。議院運営委員長には自民の山口俊一氏が就いた。
特別国会の会期は7月17日までの150日間。首相の施政方針演説など政府4演説は2月20日に行われる。与野党は衆院での各党代表質問を24、25両日に実施することで合意。参院代表質問は25、26両日の方向だ。
中道の小川淳也代表は党議員総会で「野党第1会派としてしっかり巨大与党に対峙(たいじ)し、権力監視の仕事をやっていく」と語った。 [時事通信社]