【速報】「殺害計画は“守護神”の指示。私の上位であり神」保護司をナイフや斧で殺害した罪に問われた男が述べる

2018年、滋賀県大津市で保護司の男性を殺害した罪などに問われている男の裁判員裁判で、男は「殺害計画は守護神からの指示だった」などと述べました。
飯塚紘平被告(36)は2024年5月、滋賀県大津市の住宅で、新庄博志さん(当時60)の胸や首をナイフや斧で複数回刺すなどし、殺害した罪などに問われています。
飯塚被告は、2018年に起こしたコンビニでの強盗事件で執行猶予付きの有罪判決を受け保護観察中で、新庄さんは、犯罪や非行をした人の立ち直りを地域で支援する『保護司』として活動していて、飯塚被告を担当していました。犯行が行われたとされている日も、定期的に行っていた面談のため、新庄さんが飯塚被告を自宅に招いた日でした。
17日に行われた初公判で飯塚被告は、起訴内容を認めたものの『守護神様の声に従ってやりました』などと述べ、弁護側は、行動制御能力がなかったか著しく低下する「心神耗弱状態」だったなどと主張、刑事責任能力を争う方針を示しました。
18日の裁判員裁判では、弁護側からの被告人質問が行われ、犯行を計画した経緯について問われた飯塚被告は、『知事を殺害する妄想があったが、知事は守られていて難しいと思っていた。(守護神から)“保護司だったら現実的にいけるぞ”と言われた。一旦はできないし怖いと思ったが、守護神にやらないのは負け犬と同じで、チャンスを逃すのと同じだ、と会話して(殺害計画を)具体化した」などと述べました。また“守護神”とはどんな存在かと聞かれると「困った時に助け求めて会話する。会話は頭ではなく心の中で。私の上位であり神だ」などと話しました。
一方、続く検察側からの被告人質問では「事件を起こしたのは“守護神”のせいか?」と問われると「(自分の)心の弱さによって命令を受け入れたので、守護神様のせいではありません 」と述べたほか、なぜ保護司を狙ったのかについては「(保護司との)面談で殺害することで、世間が保護観察や保護司との面談をよく思われなくなると考えた」としたうえで、「自暴自棄になって、自分は社会にいてもすることないし“別にいいか”という気持ちでした」などと話しました。
これまでの裁判で検察側は、犯行の動機について、「仕事が長続きせず、執行猶予取り消しの焦りで自暴自棄になり、殺人事件を起こして政府に報復したいと考え犯行に及んだ」などと指摘しています。
被告人質問は19日も行われ、判決は来月2日に言い渡されます。