42歳男、起訴内容認める=6歳めい暴行死、コンクリ遺体遺棄―大阪地裁

大阪府八尾市の集合住宅でコンクリート詰めの女児の遺体が見つかった事件で、傷害致死と死体遺棄の罪に問われた飯森憲幸被告(42)の裁判員裁判の初公判が26日、大阪地裁(伊藤寛樹裁判長)であった。罪状認否で飯森被告は「間違いありません」と述べ、起訴内容を認めた。
検察側は冒頭陳述で、飯森被告は、自身の父親と実家で暮らしていためいの岩本玲奈さん=当時(6)=を引き取り、交際相手の柴田朱里被告(37)=死体遺棄罪で公判中=とともに面倒を見ていたと説明。自分の注意を聞かない玲奈さんにいら立ちを募らせ、同じ行動を繰り返すことに激高して暴行を加えたなどと指摘した。
弁護側は「当時23歳で結婚も子育ての経験もない中、父親らが子育てに協力せず悩んでいた」と訴え、量刑への考慮を求めた。
起訴状によると、飯森被告は2006年12月下旬~07年1月上旬、大阪市平野区の自宅で、玲奈さんの背中を蹴るなどして死亡させた上、24年11月、コンクリート詰めにした遺体を台車に載せて、父親が住んでいた八尾市の住宅の押し入れに運び、遺棄したとされる。 [時事通信社]