高市早苗首相は28日、米、イスラエル両軍によるイラン攻撃を巡り、情報収集を徹底するよう関係省庁に指示したと官邸で記者団に明らかにした。イランの報復によりイスラエルや中東各地の米軍駐留基地が攻撃されている事態を踏まえ、周辺国を含め在留邦人の安否把握や安全確保も求めた。現時点で邦人の被害情報に接していないとした。首相は攻撃に関する評価について言及しておらず、今後軍事行動を支持するかどうかが焦点となる。
首相は、周辺の海路・空路の状況把握や関係事業者への情報提供、今後予想される経済的影響の洗い出しも指示した。政府は28日深夜、首相官邸で国家安全保障会議(NSC)会合を開催した。
首相はイラン攻撃が明らかになった後の28日午後、石川県知事選の応援演説に向かった。自身のX(旧ツイッター)に「東京に戻り次第、関係閣僚から報告を受ける」と投稿。官邸に入ったのは午後10時過ぎだった。