救急車が脱輪し搬送18分遅れ、妊婦は流産…病院は「因果関係ない」とする一方で消防本部が謝罪

群馬県太田市消防本部は5日、妊娠していた同市の20歳代女性を搬送中の救急車が脱輪し、搬送が18分遅れたと発表した。女性は流産した。病院は搬送の遅れと因果関係はないとしているが、消防本部は女性と家族に謝罪した。
発表によると、4日午前4時55分頃、同市浜町のコンビニ店駐車場にいた男性から「妻が妊娠21週で下腹部痛」と119番があった。駆けつけた救急車が女性のかかりつけの栃木県佐野市の病院に向かったが、対応が困難だったため、同県下野市の自治医科大学付属病院に行き先を変えた。
しかし同7時5分頃、同市上台の幅5メートルの農道で、対向のトラックとすれ違う際に脱輪。応援要請された現地の救急隊が18分遅れで同病院に搬送した。
農道の走行は、カーナビの表示に従ったという。