北海道旭川市の吊り橋「神居大橋」で2024年4月、女子高生・Aさん(当時17歳)が吊り橋から川に転落し、殺害された事件。首謀者とされる旭川市の無職・内田梨瑚被告(23)の第1回公判前整理手続きが3月3日に行われ、初公判日程が5月25日に決定した。
内田被告の”舎弟”とされる共犯の小西優花受刑者(21)はすでに公判を終えており、懲役23年の実刑判決が確定している。内田被告の公判のポイントは、「内田被告の殺人の実行行為性」、「全裸にし動画撮影した不同意わいせつとAさんの死亡の因果関係」「内田被告の量刑」の3点とされる。
量刑においては、犯行の悪質性のほか、内田被告の反省や「更生可能性」も裁判員らに見極められ、判断されることになる。【前後編の後編。前編から読む】
「強そうな年上の男に…」
先述の小西受刑者の公判に、検察側の証人として出廷していた内田被告。公判を傍聴したライターは、「内田被告の態度はかなりキツくみえた」と明かす。
「上下とも黒の長袖とズボンという服装で出廷した内田被告は裁判長から宣誓を求められたのですが、『同じ内容の裁判を控えているので、ここでは話したくないです』と繰り返すばかりでした。法廷を睨むような目つきも非常に印象的でした。
内田被告が証言を拒否し10分程度で退出したため、結果として検察側が内田被告の供述調書を読み上げることとなったのですが、自身の公判にはどのような態度で出廷するのか……」
NEWSポストセブンは事件発生後、内田被告の人柄や素行について、地元旭川で取材している。内田被告の知人は、「旭川市にある繁華街『3・6(サンロク)街』によく出入りしていた」と話していた。
「内田は高校卒業後、地元の化粧品メーカーの販売店で働いたり、3・6(サンロク)街のクラブでキャストを務めたりと、職を転々としていました。事件があったから言うわけではないですが、学生時代から”不良少女”として有名で、年上の悪そうな男たちとよく飲み歩いていたのが印象的です」
サンロク街の飲食店関係者は、「男癖も非常に悪かった」と話す。
「決まった彼氏がいる感じではありませんでしたが、出会った人、誘われた人など誰とでもやる。特に先輩や年上など、強そうな男性に自分から媚びを売っていた印象があります」
X警部補は「刑事職から外された」
さまざまな男性と関係を持っていた内田被告について、2024年7月には「週刊文春」が衝撃のスクープを報じた。事件の捜査にあたっていた旭川中央警察署の刑事(当時)であるX警部補と内田被告が、不倫関係にあったというものだ。