公明党は14日、臨時党大会を東京都内の公明会館で開いた。竹谷とし子代表は「公明は中道改革連合への合流を前提として、立憲民主党との間で丁寧に交渉を進めている」と述べ、将来の中道合流に前向きな考えを表明。ただ、当面は合流を見合わせ、来年春の統一地方選は独自候補を擁立して戦う方針を示した。
竹谷氏は中道が先の衆院選の比例代表で1000万票超を得たことに触れ、「国民の大きな期待の表れにほかならない」と指摘。異例の早さでの2026年度予算案の衆院通過を与党の「数の横暴」と非難し、「巨大与党による強引な政権運営を監視するためにも日本政治のど真ん中で中道の固まりを大きく育てることが重要だ」と強調した。
統一地方選への対応に関しては「公明は公明、立民は立民として、中道の固まりを最大化するため、それぞれ臨む」と説明。時間的な制約や首長との協力関係を理由に挙げた。一方で公明、立民両党の都道府県組織間で協議体制を構築し、空白区での協力を模索していく考えも示した。
党大会では斉藤鉄夫前代表の中道参加を受けて緊急登板した竹谷氏が代表に正式な形で選出された。中道の小川淳也、立民の水岡俊一両代表も駆け付け、小川氏は「3党の信頼の絆は日本政治にとって国家的なインフラだ」と連携を訴えた。 [時事通信社]