2026年1月、東京・上野や羽田空港、そして香港で両替商が運んでいた多額の現金が連続して狙われた事件のうち、上野の事件に関わったとして、指示役とみられる暴力団幹部や実行役らあわせて7人が逮捕されました。
逮捕されたのは、指示役とみられる六代目山口組系暴力団の幹部、狩野仁琉容疑者、同じく指示役とみられる小池恒児容疑者、それに実行役で、指定暴力団住吉会系暴力団の幹部伊藤雄飛容疑者ら7人です。
警視庁によりますと、狩野容疑者ら7人は2026年1月29日、台東区東上野の路上で現金およそ4億2300万円が入ったスーツケースを盗んで逃走する際に、30代の男性の顔面付近に催涙スプレーを吹きかけるなどの暴行を加えたとして事後強盗の疑いがもたれています。
実行役として逮捕された伊藤容疑者ら3人は、板橋区のときわ台駅近くの公園で集合し、その後車で上野に向かったとみられています。
捜査関係者によりますと事件後に男らは茨城県・栃木県を経由して埼玉県に逃走していて、警視庁が行方を追っていました。
一方、上野で事件が起きた2時間半後には、羽田空港で両替商の男性らがおよそ1億9000万円の現金が奪われそうになる事件もあり、警視庁はこの2つの事件の両方の事件に関与した指示役がいる可能性もあるとみて捜査しています。