3月8日、東京ドームで行われたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の日本対オーストラリア戦を観戦された天皇皇后両陛下と愛子さま。両陛下とともに侍ジャパンの激戦を目撃された愛子さまはこの春、立て続けにお出ましを控えていらっしゃる。
【写真】愛子さまがボブヘアにイメチェン!ブルーの“リンクコーデ”でWBCを観戦される天皇ご一家。他、『桃太郎電鉄』のグッズを着用するりくりゅうペアや武豊・佐野量子夫妻と懇談される愛子さまなども
「3月下旬には、東日本大震災の被災地である岩手・宮城両県、4月上旬には福島県を両陛下とともにご訪問。そして4月中旬には、東京・港区の赤坂御苑にて春の園遊会が催され、愛子さまも客人をもてなされる予定です」(皇室ジャーナリスト)
園遊会は、毎年春と秋に天皇皇后両陛下の主催で開かれる社交の場。首相や閣僚、各国大使に加え、各界の功績者が招待され、招待客には“天皇の料理番”である宮内庁大膳課が腕によりをかけた料理が振る舞われる。間もなく開催される春の園遊会について、とある宮内庁関係者は「ミラノ・コルティナ五輪のメダリストたちが招待されるでしょう」と語る。
「オリンピックイヤーの園遊会には、メダリストが招待されるのが恒例です。今回の五輪では開催地と日本は8時間ほどの時差がありましたが、ご一家はそろって、御所のテレビで試合を観戦されていました。陛下のお誕生日には大会マスコットを手に、仲睦まじげに会話されるご一家の写真も公開されています」(宮内庁関係者)
冬季五輪では過去最多の24個のメダルを獲得した日本選手団。その中でも国民の話題をさらったのが、フィギュアスケートの「りくりゅう」こと三浦璃来(24才)・木原龍一(33才)ペアだろう。
「日本ペア史上初のメダル獲得が期待されていたりくりゅうですが、満を持して臨んだショートプログラムでは、得意のリフトでまさかのミス。5位発進となりました。しかし、一夜明けたフリーでは渾身の演技を披露し、世界歴代最高得点をマーク。大逆転で金メダルを獲得したのです。逆境を跳ね返した2人の姿は、日本中の涙と感動を誘いました。それと同時に、2人の強い信頼関係や仲のよさも注目されています」(スポーツ紙記者)
ショートでの失敗に沈む9才年上の木原を激励し、“お姉さん”ぶりを発揮していたことでも話題になった三浦。実はこの三浦、愛子さまと同い年で、誕生日も2週間ほどしか離れていない。
「テレビで感動の瞬間を目の当たりにされた愛子さまにとって、三浦選手はまさに“同期の星”でしょう。 園遊会に招待される約2000人のうち、皇族方との会話がニュースなどで報じられる招待者は毎年数人です。今回はりくりゅうが選ばれるとの呼び声が高く、同い年の三浦選手と愛子さまの会話を垣間見ることができそうです」(皇室ジャーナリスト)
得意なジャンプは何ですか?
愛子さまは幼少から、スケートに親しまれてきた。
「愛子さまは4才の頃から、元スピードスケート日本代表の長久保初枝さんから手ほどきを受けられています。雅子さまも、幼少の頃滞在されていたロシアでスケートを習っていたそうで、ご一家で一緒にスケートを楽しまれる機会が多くありました。
愛子さまは持ち前の運動神経のよさと勘のよさで、大変お上手に滑られるんだとか。初等科時代は週末にご学友と都内のスケートリンクに足を運ばれることもありました」(前出・皇室ジャーナリスト)
男子シングルで五輪連覇を果たしたレジェンドへ、メッセージを託されたこともある。
「2014年、上皇ご夫妻がソチ五輪のメダリストを皇居に招待された際、愛子さまは陛下に“羽生結弦選手(31才)に会ったら質問してきて”と伝言を託されたのです。陛下は愛子さまから預かった“得意なジャンプは何ですか?”という質問を投げかけられ、羽生選手は『“アクセルジャンプが好きです、得意です”ということをお伝えください』と陛下に伝えたそうです」(前出・皇室ジャーナリスト)
年齢、さらにスケートという共通点を持つ愛子さまと三浦。若いお二人ならではの会話に花が咲きそうだ。
「愛子さまは昨年末、映画のチャリティー上映会で隣に着席した俳優に“同い年ですよね”と声をかけられていました。ご公務でかかわるのは比較的年齢層が高い人々が多く、同世代との会話は新鮮なのでしょう。また、愛子さまは年齢の近い佳子さまにコスメの相談をされることもあるといいますから、同世代の三浦選手と愛子さまの“女子トーク”も見られるかもしれません」(前出・皇室ジャーナリスト)
国を代表して大舞台に臨んでこられたご経験も、愛子さまと三浦の共通点だ。
「天皇家の長女として、世界の首脳陣を相手に国際親善に務めてこられた愛子さまの重圧は計り知れません。愛子さまは初めての海外ご公務となったラオスご訪問でも相当なプレッシャーを感じていらっしゃったようで、ラオス伝統の儀式に臨まれる際はぎゅっとハンカチを握り締め、かなり緊張されているようにお見受けする場面もありましたが、それも乗り越え、すべてのご公務を無事にやり遂げられました。
20代前半にして、日本代表として世界の舞台に立っているのは、三浦選手も一緒です。お互いに共感する部分も多いのではないでしょうか」(前出・皇室ジャーナリスト)
園遊会へのご出席は、今回で5回目となる愛子さま。回を重ねるごとに、ご成長を遂げられているという。
「2024年の春に園遊会デビューを果たされた際は、佳子さまが愛子さまの方へさりげなく合図を送るなど、アイコンタクトでサポートされる場面もありました。しかし愛子さまは前回の園遊会では終始落ち着いたご様子で、客人と穏やかな笑顔で会話を重ねられていました。
今回、WBCでの天覧試合でも垣間見えたことですが、愛子さまはご質問がいつも鋭い。これは、事前の勉強の賜でしょう。皇族方は事前に参加者全員のプロフィールをチェックされますが、愛子さまは目下、準備に励み、メダリストたちへの質問を練っているところでしょう」(前出・宮内庁関係者)
対面する一人ひとりに、心を尽くして向き合われる愛子さま。その躍進は、間もなく迎える春、そしてその後も、確かに続いていく。
※女性セブン2026年3月26日・4月2日号