著名な公認心理師がSNS上で呟いた内容が、波紋を広げている。
〈某通信社に頼まれて書いた原稿が何度かの指摘修正を経て完成。掲載直前に編集トップの判断でボツとなった。高市総理への人格批判だ、読む人たちを不快にさせるというのが理由。高市一強内閣への忖度ではないか。とにかく腹立たしい〉(3月12日付)
投稿主は、日本におけるアダルトチルドレンやDV問題の第一人者として知られ、日本公認心理師協会の会長を務める信田さよ子氏(79)だ。3月12日、X上で冒頭の内容を投稿。すると3月16日時点で「1万リポスト/2.6万いいね」を集め、表示回数は137万回超と大きな反響を呼んだ。
信田氏は「週刊文春」の取材に応じ、困惑する心境をこう語った。
「問題視された部分について、担当者からは何の指摘もありませんでした。私は、担当者と原稿のやり取りをする過程で、編集側からの指摘をほとんど受け入れてきた。それを経て完成したはずの原稿が、“編集トップ”が目を通した途端、ボツになった。あまりに一方的です。衆院選で大勝した『高市一強内閣』に対する忖度が働いたのではないでしょうか」
共同通信社に質問状を送ると、次のような回答があった。
「出稿の経緯については回答を控えます。『高市内閣への忖度』は一切ありません」
問題となったのは、いかなる原稿だったのか。現在配信中の 「週刊文春 電子版」 では、掲載拒否に至るまでの経緯を詳報。信田氏の“幻の原稿”の全文も読むことができる。
(「週刊文春」編集部/週刊文春 電子版オリジナル)