定数削減、今国会成立目指す=自維党首、副首都・国旗損壊罪も

高市早苗首相(自民党総裁)と日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)は17日、国会内で会談した。衆院議員定数の1割削減と「副首都構想」実現、「日本国旗損壊罪」創設に関する法案について、いずれも議員立法で今国会中の成立を目指す方針で一致した。
党首会談は、今国会で扱う重要法案に関して与党の姿勢を再確認するために行われた。
定数削減を巡り、両党は昨年の臨時国会に、与野党協議が1年以内にまとまらなければ小選挙区25、比例代表20を自動削減する法案を提出。今年1月の衆院解散で廃案になった。選挙後、維新は削減対象を比例のみとする案を主張しているが、自民には慎重論が根強い。
維新の吉村氏は会談後の記者会見で、45議席を削減する法案の提出で改めて合意し、具体的な内容は今後詰めることになったと説明。「定数削減を自民も衆院選公約に掲げた。やらなければ公約破りだ」とけん制した。
会談に同席した自民の鈴木俊一幹事長は記者団に「早期に与党案を取りまとめて議員立法として提出し、成立を目指すことを確認した」と述べた。
首相と吉村氏は、旧姓の通称使用拡大に関する法案の早期成立に努めることでも合意した。吉村氏は「できる限り今国会での成立を目指す方向性は確認したが、たどり着くかは難しい」との見方を示した。企業・団体献金の見直しは話題に上らなかったという。 [時事通信社]