大阪母子医療センター総長、部下に大声で「絶対に許さんぞ」…パワハラ認定し減給処分

部下を大声でどなるなどのパワーハラスメントを繰り返したとして、大阪母子医療センター(大阪府和泉市)を運営する大阪府立病院機構が、センタートップの倉智博久総長(76)を減給1か月の懲戒処分としたことが複数の関係者への取材でわかった。処分は25日付。
関係者によると、倉智氏は2022年度、部下を指導する際にどなったり、机を強くたたいたりした。また、部下の仕事の進め方について、「それは絶対に許さんぞ」などと大声で言ったという。
24年8月に匿名の公益通報があり、機構が倉智氏らへ聞き取り調査などを行った結果、パワハラだと認定した。倉智氏は機構に対し、「主体性を持って重要課題に取り組んでほしいとの気持ちが強すぎた。深く反省し言動に十分配慮していく」と話しているという。
センターでは24年、当時の産科主任部長が部下に日常的に暴言を浴びせたとするパワハラが発覚。倉智氏はこの際、部下からの相談への対応を怠ったなどとして機構から戒告処分を受けた。センターは産科・小児科医療で国内トップクラスの施設。機構によると、倉智氏は16年から総長を務めている。