大阪府熊取町の小中学校全8校で多数の児童生徒や教職員が体調不良になった問題で、府は25日、給食で提供されたパンが原因の食中毒だったと発表した。パンを製造する業者の従業員からノロウイルスが検出された。
発表によると、業者は、泉佐野市の菓子製造会社「サガン製パン」。泉佐野保健所は食品衛生法に基づき、同社を29日まで5日間の営業停止処分にした。
給食のパンは17日に同社で製造され、同日の8校の給食で3331個が提供された。同保健所の検査で、患者や同社の従業員からノロウイルスが検出されたことなどから、給食のパンが原因と断定した。
これまでに児童生徒や教職員ら600人以上が下痢や嘔吐(おうと)などの症状を訴えたが、重篤な患者はいないという。