宇宙航空研究開発機構(JAXA)は30日、秋田県能代市の能代ロケット実験場で同日予定していた、再使用ロケット実験機「RV-X」の初めての飛行試験を延期すると発表した。外部との接続装置に確認が必要な事象が生じたため、同日午前6時半ごろ、打ち上げの直前で中止した。延期は5回目で、新たな実施日は未定。
当初の実施日は7日だった。延期のうち、1~3回目は天候不良で、4回目は飛行開始直前に外部との接続装置を分離できなくなったため。JAXAは対策を施し、適切な動作の確認ができたとして、30日の飛行試験に臨んでいた。
RV-Xは高さ約7・3メートル、直径約1・8メートルの小型実験機で、液体酸素と液体水素を使うエンジンを搭載。ロケットの機体を使い捨てにせず、回収して再使用することにより、コストを低減し打ち上げを高頻度化する再使用ロケットの実現に向けたデータ収集が目的。