大阪市内で目撃が相次ぎ、保護された“迷いシカ”について、受け入れ先の能勢温泉(大阪・能勢町)の西山竜也社長は、3日午前、命名式を行い、名前を「シカやん」に決めたと発表しました。「シカやん」は大阪府の吉村知事がSNS上で提案していました。
命名式には、大阪府の吉村洋文知事と、奈良県の山下真知事も出席しました。シカの名前を巡っては、大阪市の横山市長が自身のSNSでアンケート実施し、吉村知事が提案した「シカやん」が過半数を占めていました。
吉村知事は能勢温泉への感謝の言葉を述べた上で、「まさか採用されると思っていなかった。非常に親しみやすい名前だと思いますので、これからもみなさんに愛されるシカであって欲しいと思います」と話しました。
山下知事は、「奈良のシカが生駒山を超えることは想定していなかった。今後、このようなことが起きた場合は、連携をしていきたい」と述べた上で、奈良から持参した「シカやん」のネームプレート、さらに「鹿せんべい」と「牧草」いずれも2か月分を能勢温泉に贈呈しました。
さっそく吉村知事らが、鹿せんべいを「シカやん」に差し出すと、おいしそうに食べていました。
「シカやん」は、3月21日以降、大阪市内で目撃が相次ぎ、大阪市城東区で捕獲され、27日、受け入れ先である大阪府能勢町の「能勢温泉」に移送されていました。能勢温泉の西山社長は今後、再び迷いシカが現れたら、積極的に受け入れたいとしています。