京都府南丹市で11歳の男子児童が行方不明となって、6日で2週間です。6日夜、学校による保護者向けの説明会が行われました。
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現場周辺には、6日も多くの警察官の姿がありました。
京都府南丹市で行方不明となっている、小学6年生の安達結希くん、11歳。
懸命な捜索が続けられていますが、有力な手がかりはほとんどなく、その後の足取りは一切確認できていません。
そして行方が分からなくなって2週間となった6日、新たに分かったのは…。
当日の朝、結希くんの姿は学校側の防犯カメラに映っていなかったということですが、学校と反対方向へ歩く結希くんの姿も見ていないという証言です。
結希くんの行方は…。
6日夜。多くの保護者らが、学校へと入っていきます。
行われたのは、行方不明となっている安達結希くんと同じ小学6年生の保護者を対象とした保護者説明会です。
オンラインも含めて100人近くが参加し、学校のこれまでの対応や、今後の安全確保への取り組みについてなどを説明したということです。
先月23日に父親が小学校のすぐ近くに送り届けたのを最後に、行方が分からなくなっている安達結希くん。
結希くんについて、同学年の子は…。
結希くんと同学年
「めっちゃ元気な子。ずっと笑顔。心配だし早く見つかってほしい」
6日、「news zero」が現場周辺に向かうと…。
警察官
「お願いします」
「南北2班に分かれてこれより捜索開始、どうぞ」
警察官が、田んぼの周りを捜索する様子がありました。
中でも、特に慎重に調べていたのは田んぼの側溝で、棒を使いながら捜索していました。
結希くんにつながる手がかりが少ない中、新たに分かったのは、行方不明になった当日の朝に関する証言です。
結希くんが車で送られたのと同じ午前8時ごろ、駐車場の横にある児童クラブに子どもを預けた保護者によりますと、「駐車場の方から学校と逆方向に歩く児童は見ていない」というのです。
しかし、警察などによりますと、学校側の防犯カメラにも姿は映っておらず、教員や学校の保護者からの目撃情報もないといいます。
さらに、これまでに市内の防犯カメラで、結希くんの姿は確認できていないということです。
結希くんは、いつどこでいなくなってしまったのか。警察の捜索が進めば進むほど、謎が深まっています。
現時点で唯一の手がかりとなっているのが、結希くんの通学用リュックサックです。
見つかったのは、結希くんが通う小学校から3キロほど離れた山の中です。
行方が分からなくなった6日後に、親族によって発見されていますが、周辺はこれまで消防団が3度捜索を行っていたものの、その時には見つからなかったといいます。
捜索の範囲は広がっていて、先週金曜日(3日)からは池の中の捜索も始まっています。
リュックが見つかった場所近くの池だけでなく、小学校からおよそ1.5キロ南にある池でも捜索が行われています。
そしてもうひとつ、警察が重点的に捜索しているとみられる場所が、小学校から南側に9キロほど離れた「るり渓谷」の付近です。
5日は、警察官が一軒ずつ家を訪ねる様子がありました。
周辺住民によりますと、結希くんが行方不明になった翌日には、すでに警察の姿があったといいます。
近隣住民
「『子ども見かけなかったか』とそんなこと聞かれた」
警察はこれまでに、のべおよそ640人を投入し市内全域を捜索していて、情報提供は200件以上寄せられているといいますが、依然として発見には至っていません。
今後の捜索で、結希くんの発見につながる手がかりは見つかるのでしょうか。
(4月6日放送『news zero』より)