川崎市のJFEスチール東日本製鉄所敷地内で7日、クレーン解体中に足場が崩落した事故で亡くなった千葉市の会社員、千葉ケン志朗さん(19)は高校時代、東京学館高(千葉県酒々井町)野球部の捕手として活躍していた。当時指導していた市川知明監督は8日、取材に応じ「今も信じられない。野球が大好きで前向きに練習する生徒だった」と話し、教え子の悲報に無念さをにじませた。
千葉さんは捕手として1年生の時からレギュラーでプレー。明るい性格でチームのまとめ役だった。3年生の時には夏の県大会で満塁本塁打を放つなど勝負強い選手だったという。卒業後も連絡を取り、「頑張っているか?」などと近況を聞いていたという。
3年生の時の担任だった根本和歩(かずほ)教諭は「今も信じられない。間違いであってほしいと思っている。彼は誰よりも前向きで明るく、声を出してクラスの先頭にいる生徒だった」と千葉さんの高校時代を振り返り、悼んだ。