行方不明男児が通う小学校で始業式 同じ学校の保護者「無事願っている」大規模捜索も手がかりなく

3月23日から行方不明になっている南丹市立園部小学校6年生の安達結希くん。有力な手がかりが得られない中、行方不明から16日のきょう8日、結希くんの通う小学校では新年度の始業式が行われました。行方不明から2週間以上が経過し、不安が広がる中、朝の登校では集団登校が行われ、学校関係者や保護者らが警察とともに通学路の見守りを強化し、交差点や死角になりやすい場所などに立ち、登校する児童を見守りました。
(小学6年生の保護者)
「結希くんの無事を願っています」
(小学4年生の保護者)
「心配だから送りに来ました。勝手な行動しないようにと子供には伝えています」
始業式には6年生と新たに入学した1年生と保護者が出席し、始業式では、校長が結希くんの無事を祈りながら、児童に語りかけました。あす9日からは全校児童が登校しての通常授業が行われるということで、引き続き登下校時の見守り活動を続けるとしています。
(結希くんの通う小学校の校長)
「結希くんの無事の発見を願って、戻ってくることを信じています。ひとりで悩んだりしない、不安な気持ちになったら我慢せずに、先生とかスクールカウンセラーの方に相談してください。新しいクラスの仲間と仲良く、元気に結希くんが戻ってきた時に明るい笑顔で迎えられるように、仲良く力を合わせてください。噂話とか本当かどうかわからないことは、話したり書き込まないようにしてください。みんなで頑張りましょう」
南丹市立園部小学校の6年生結希くんは、3月23日の午前8時ごろ、親が車で学校のすぐ近くまで送り届けたのを最後に、行方が分からなくなっています。
行方不明から6日後の3月29日には、学校から約3キロ離れた山の中で、結希くんが背負っていた黄色の通学用のリュックサックが見つかりましたが、その後、発見につながる手がかりは得られていません。
学校は4月6日夜、6年生の保護者を対象にした説明会を行い、今後は、連絡なく欠席した場合には、15分以内に保護者への連絡を徹底するなど、今後の対策を説明しました。
これまでに、結希くんが市内の防犯カメラに映ったという情報はなく、周辺の公共交通機関を使った形跡も確認されていません。
手がかりが乏しい中、警察は7日、結希くんの自宅近くの山中などを、約60人態勢で集中的に捜索しましたが、開始から10時間ほど経った夕方に規制線を解除しています。
警察は捜索について、「発表できるものはない」としていて、大規模捜索によって有力な手がかりは得られなかったものとみられますが、8日も引き続き、30人体制で周辺での捜索を続けるとしています。
情報は…京都府警南丹署 0771ー62ー0110