偽警官「罰金の対象です」 高校生、自転車「青切符」詐欺見抜く

今月始まった16歳以上の自転車の交通違反に反則金を納めさせる「青切符」で、制度を悪用した詐欺行為が愛知県内で確認された。未遂に終わったが、県警は「警察官がその場で反則金を受け取ることはない」と注意喚起している。
県警一宮署によると、15日午後5時半ごろ、一宮市内で警察官のような服装をした男性が自転車に乗っていた男子高校生に「罰金の対象です。今ここで6000円払って」と声をかけた。高校生は青切符詐欺のニュースを知っており、男性の近くにパトカーなどがなかったことから詐欺だと思い、その場を立ち去って一宮署に通報したという。
県警交通指導課によると、県内では14日時点で青切符の検挙は136件(暫定値)あった。同課は「命を守るために、ヘルメットを着用するなど交通ルールの順守を徹底してほしい」と話している。【木谷郁佳】