高市首相の国会運営、野党批判=政権発足半年で

高市政権の発足から21日で半年を迎え、野党各党からは強引な国会運営などに対する批判が相次いだ。中道改革連合の階猛幹事長は記者団に対し、高市早苗首相が2026年度予算審議で時間短縮を図ったことなどに触れ、「民主主義の観点から、非常に問題がある」と断じた。
階氏は「『働いて働いて』と(首相は)言っていたが、国会を働かせる気はあるのか」と疑問視。公明党の竹谷とし子代表は記者会見で、首相が「国論を二分する政策」の実現を目指していることを取り上げ、「国民に十分説明すべきだが、それがない」と訴えた。
立憲民主党の田名部匡代幹事長は「圧倒的な衆院(選)勝利の直後から乱暴な国会運営があった。丁寧な対応を求めたい」と述べた。
共産党の田村智子委員長も記者団に「対話から逃げ回る首相は初めてではないか。あまりにも情けない」と酷評した。社民党の福島瑞穂党首は取材に対し、「国会や国民の前に出て、きちんと論争すべきだ」と主張した。
国民民主党の玉木雄一郎代表は会見で「(自民)党内や野党の協力も求めないと、約束したことが全部できるわけではない」とくぎを刺した。
自民党の石井準一参院幹事長は会見で、参院の与党過半数割れの状況を指摘。「野党の理解を得られるものは、丁寧に説明し協力をお願いすることが大切だ」と語った。
自民の萩生田光一幹事長代行は会見で「内政、外政に強いリーダーシップを発揮し、着実に結果を残してきた」と評価した。その上で、憲法改正や皇室典範改正などの課題に取り組む考えを示した。 [時事通信社]